体を冷やすと風邪をひいたり、下痢したり体調を崩しやすいですよね。
冷え性なんて言葉もあるくらいだから、キンタマも冷やすのは良くないんです。
実は管理人は昔、そう思ってました。
ところがどっこい、これが大間違いなんです。
金玉は冷やすと機能がアップする
男なら誰でも経験あると思いますが、野球やサッカーでボールが股間を直撃したり、ケンカで金玉蹴られたりしたら死ぬかと思うほど痛いですよね。
金玉には精子を作るという大事な役目があるのに、なんでむき出しなんだ!
心臓や肝臓みたいに体の中にあったら、こんな痛い思いしなくていいのに!そう思いますよね。
なぜ金玉は体の外に付いているのか
実は、金玉が体から外に垂れてるのには理由があるんです。
金玉の中にある精巣が精子を作り出す能力は、体温より4~5℃くらい低い時が最も活性化します。
ですので、気温の上がる夏場はだらーっと体の外に垂れて、放熱して金玉の温度を下げているんです。
反対に冬場の寒い時は温度が下がりすぎないように、縮こまってるというわけです。
玉袋がシワシワなのも表面積を増やして効率的に冷却できるようにという理由なんです。
車のラジエーターや空冷バイクのエンジンなんかの羽根と同じ理屈ですね。
ほんとに人間の体ってよくできてます。
精液が増えるだけでなく質、量のよい精子ができやすい
金玉は冷えてるほうが活発に働いて、精子や男性ホルモンの量も増えるってことは、医学の発達してない昔から経験でわかっていました。
最近では精子の量が増えるだけでなく、運動量の多い質の良い精子ができるという実験結果もでています。
運動量が多いということは妊娠させやすいということです。
不妊治療でも金玉は温めないようにって指導されるんですよ。
金玉を温めると精力が減退する
ところが現代社会では金玉に悪いことが多いんです。
最近の夏は温暖化で酷暑なのに、省エネでエアコンの温度は高めですよね。
冬場はボクサータイプの下着や、ヒートテックなんかの保温機能の高い下着が流行りですし。
年がら年中、金玉は温められっぱなしです。
適度な温度より高い温度の状態が続くと、金玉の機能が弱まってしまいます。
つまり精子の量が減るし、男性ホルモンの分泌も低下するんです。
そうなると性欲自体が減退してしまいます。
金冷法のやり方と効果
じゃあ、冷水シャワー浴びたり、エアコンの冷風に直接あてたらいいのでは!と思うかもしれませんが、ただ冷やすだけでは効果が薄いんです。
もちろん温かい状態よりは金玉にはいいんですが、もっと効果的に機能を改善させる方法があります。
それが金冷法です。
金冷法のやり方
- まず最初に金玉を適度な温度より少し低い温度に冷やします。
体温より6~7度低い30度くらい。
目安としては金玉がギュッと引き締まって、ちぢこまるくらいの温度です。
洗面器に冷たい水を張って浸けるか、シャワーを直接かけても良い。
- そのまま1分ほど我慢する。
- 温める
金玉がじゅうぶん冷えたら今度はお湯を当てて、温めます。
すると縮んでいた金玉が、一気にゆるんでダラ~ンとなります。
お風呂に入りながら行う場合、湯船につかったほうが簡単です。
- 再び冷やす。
金玉を温めて緩んだところで、再び冷水で冷やします。
- このサイクルを何度か続ける。
金冷法の効果
金冷法は睾丸を冷やす→温める→冷やす、このサイクルを繰り返すことで、金玉に刺激を与えて、血行を良くしてくれます。
その結果、睾丸の機能が回復して、精子の増加、男性ホルモンの増加と精力が増強されるんです。
簡単な割に効果は高いですよ。
金冷法の注意点
簡単で効果の高い金冷法ですが、ちょっとだけ注意しておきますね。
金玉はデリケートだから、あまりに熱すぎるお湯や、氷水みたいな極端に冷たい水は使わないほうがいいです。
火傷したり、凍傷になりかねません。
心臓の弱い人は注意して
とくに冬場にお風呂で行う場合、風呂場全体を暖めてから行いましょう。
なぜかいうと寒い風呂場で金冷法をすると体の負担が大きいから、心臓の弱いひとは危ないんです。
それさえ守ってくれれば、金冷法は簡単に精力アップのできる良いトレーニングですよ!